2010年7月27日15時10分より行われました Yahoo! Japan の決算発表で、同社は検索のアルゴリズムに google のエンジンを採用する事を決定しました。
米Yahoo では 7月22日より段階的に検索のシステムをマイクロソフト社のBingに移行する動きがすすんでおります。
これにより、米Yahooでは自社でシステムの構築をしていた YST(Yahoo SearchEngine Technology)の開発の中止を発表しており、Yahoo! Japan が今後独自路線で開発を延長するか、Bingを採用するかという事で注目が集まっていました。
今回の発表では、検索エンジン分野での包括的な提携を明示しています。
Google Japan blog によると、ヤフー株式会社の検索連動型広告の提供等も行う事が明示されております。
また、「ヤフー株式会社は引き続き広告の獲得や広告キャンペーンの展開を行います。なお、両社の広告主および広告のデータは完全に分離して保持されます。」とあるように、YAHOOリスティングもこれまで通り利用できるようです。
提携が実現した場合、日本の検索エンジン市場で約60%前後のシェアを持つYahoo! Japan と、33%前後のシェアを持つGoogleが提携する事で、日本では90%以上のシェアをGoogleが持つ事になります。
そのため、マイクロソフト側では利用シェアが独占禁止法に抵触する恐れがあるため、日本の規制当局からの承認を阻止する動きに出る可能性も考えられます。
また、日本のBing は有料検索事業分野ではYahoo! Japan と業務提携をしているため、マイクロソフトが今後どういった行動に出るかも注目を集めております。
参考サイト
Google Japan Blog : Yahoo! JAPAN のより良い検索と広告サービスのために
http://googlejapan.blogspot.com/2010/07/yahoo-japan.html


